Illustratorで実際にやっていきましょう

STEP.1 名刺のデザインを用意

名刺のデザインを用意します。
ちなみにこのデザインはこの記事のために新しく作ったのですが、弊社公式で扱って欲しい出来です。

STEP.2 変数を表示

変数パネルを表示します。
[ ウィンドウ ] → [ 変数 ]

表示されたものがこちらです。

STEP.3 CSVファイルを用意

今回は他の社員が編集しやすいよう、ExcelでCSVデータを作成します。
名刺の中で変更がある情報をこのように出していきます。
（グレーの部分は日本語でも英語でも大丈夫です。）
[ 名前をつけて保存 ]からファイル形式を[ csv ]に変更して保存します。

STEP.4 CSVファイルを読み込む

[ 読み込み ]からSTEP.3で作成したcsvファイルを読み込みます。

読み込みが成功すると1行目の項目が「変数」として格納されます。

STEP.5 オブジェクトの割り当て

変数パネルのオブジェクトに当てはめていきます。
[ ① 当てはめたいテキスト ] → [ ② group ] → [ ③ テキストを動的に設定 ]の順に選択していきます。

他の変数も繰り返し対応させたものがこちらです。

LAST STEP データセットを変更する

データセットから任意のものを選択して、CSVのデータが反映されているか確認します。
データセット1〜5がCSVから読み込んだ5人分のデータです。

反映がされています。

おわりに

以上、大量の名刺データをイラレで管理する方法でした。

まずIllustratorを持っている会社がどれくらいいるかは置いといて…

便利な機能だと思ったので紹介してみました。

名刺以外でも使えそうなのでもし他の使い道があれば教えてください。